歩き過ぎで起こる「足底筋膜炎」の解説
当院の近隣には四国八十八ヶ所巡りの札所となるお寺があり、多くのお遍路さんが歩いています。歩いて四国のお寺を回っている方々には足腰のトラブルは付き物となっているので解説します。
「足底筋膜炎」は、足の裏にある足底腱膜と呼ばれる組織に炎症が起こる病気です。足底腱膜は、かかとから足指の付け根までアーチ状に伸びており、歩行時に体重を支える役割を担っています。
原因は主に3つあります。
●足への負担:長時間の歩行や立ち仕事、ランニングなど、足に負担がかかる活動を行うことで起こります。
●足のアーチの異常:扁平足やハイアーチなど、足のアーチが正常ではない場合、足底筋膜に負担がかかりやすくなります。
●加齢:年齢とともに足底筋膜の柔軟性が低下し、炎症が起こりやすくなります。
症状としては主に3つ
●足の裏の痛み:かかとや足指の付け根あたりに、歩行時や立ち上がるときに痛みを感じます。
●朝の痛みが強い:起床時に足の裏に強い痛みを感じることがあります。
●足の裏の硬さ:足の裏が硬くなり、足指を反らすのが困難になります。
繰り返し起こる方も多いので予防が大切です。
●足への負担を減らす:長時間の歩行や立ち仕事、ランニングなど、足に負担がかかる活動を控えるようにしましょう。
●足のアーチをサポートする:インソールや足首サポーターを使用することで、足のアーチをサポートし、足底筋膜への負担を軽減することができます。
●足のストレッチ:足底筋膜やふくらはぎのストレッチを行うことで、足の柔軟性を高め、足底筋膜炎を予防することができます。
【当院での対応】
●原因を特定:問診や触診を行って「足底筋膜炎なのか」「他の原因で痛みが出ていないか」を出来る限り探ります。
●足腰の疲労軽減:疲労を軽減するため足底のみならず下肢を全体的にほぐします。
●はり施術:鍼を用いて炎症や痛みの軽減を行っていきます。
●セルフケア指導:ご自分でもアフターケア出来るように「ストレッチ」や「テーピング」を指導させていただきます。
足底筋膜炎は程度に応じたケアが大切です。
正しく判断するためにも身体の専門家の視点を仰いだ方が良い場合が多いので、足底筋膜炎に限らず身体の不調がある方は当院を訪れてみてはいかがでしょうか?
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