ランナー膝とはひとことで言うと「歩き過ぎ」「走り過ぎ」で起こる膝の痛みです。
当院の近くには四国八十八ヶ所巡りの25番札所「津照寺」があり、多くのお遍路さんをお見掛けします。
中でも歩いて八十八ヶ所を巡っているお遍路さんは約1400kmという道のりを40日以上かけて歩くといい、その道中では足周りのトラブルが起こることはとても多いと思います。
そんな当院でもよく見かけるランナー膝について解説します。
ランナー膝(腸脛靭帯炎)は、膝の外側にある腸脛靱帯と呼ばれる組織に炎症が起こるスポーツ障害です。ランニングやジャンプなどの運動中に、膝の外側に痛みを感じます。
〈主な原因〉
●オーバーユース:ランニングなどの運動をやりすぎると、腸脛靱帯に負担がかかり、炎症が起こります。
●足の使い方:足首が硬かったり、扁平足だったりすると、腸脛靱帯に負担がかかりやすくなります。
〈主な症状〉
●膝の外側の痛み:運動中に、膝の外側に痛みを感じます。
●腫れ:膝の外側が腫れることがあります。
●熱感:膝の外側が熱くなることがあります。
●動きが悪くなる:膝を曲げ伸ばしにくくなります。
〈予防方法〉
●ウォーミングアップとクールダウンをしっかりと行う:運動前にウォーミングアップ、運動後にクールダウンを行うことで、筋肉の負担を軽減することができます。
●運動量を徐々に増やす:いきなり運動量を増やすと、筋肉に負担がかかり、腸脛靱帯炎になる可能性があります。
●足首のストレッチを行う:足首のストレッチを行うことで、足首の柔軟性を高め、腸脛靱帯炎を予防することができます。
●足に合った靴を選ぶ:足に合った靴を選ぶことで、足への負担を軽減することができます。
〈セルフケア〉
●安静:痛みがある場合は、運動を中止して安静にしましょう。
●アイシング:患部を冷やすことで、痛みや腫れを抑えることができます。
●圧迫:患部を包帯などで圧迫することで、腫れを抑えることができます。
●挙上:患部を心臓より高い位置に挙げることで、腫れを抑えることができます。
当院は無料相談を受け付けております。針を使った施術が怖い方はほぐしや背骨矯正だけでも対応しております。
正しく判断するためにも身体の専門家の視点を仰いだ方が良い場合が多いので、「ランナー膝」に限らず身体の不調がある方は当院を訪れてみてはいかがでしょうか?
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