漁業や農業を仕事としている方が多い室戸市では、慢性的な腰痛や肩こりに悩まされている方もかなり多いと思っています。

腰痛や肩こりは多くの人が経験する一時的な不快な症状ですが今回は、慢性腰痛症の原因、症状、セルフケアの方法、および予防法について詳しく探ってみましょう。

〈主な原因〉
慢性腰痛症の原因は多岐にわたりますが、主なものを以下にまとめてみました。
●筋肉や靭帯の問題: 長期間にわたる不良な姿勢や運動不足が、腰回りの筋肉や靭帯に負担をかけ、慢性的な痛みを引き起こすことがあります。
●ディスクの問題: 腰椎のディスクが損傷したり脱臼したりすることが、慢性腰痛の原因となります。
●姿勢の悪化: 長時間の座り仕事や不適切な姿勢が、腰に負担をかけ、慢性腰痛を引き起こすことがあります。
●加齢: 年齢の増加とともに椎間板や関節の変化が生じ、慢性腰痛のリスクが高まります。

〈主な症状〉
慢性腰痛症にはさまざまな症状が現れますが、代表的なものを以下に挙げてみました。
●持続的な痛み: 腰部やお尻、または下半身に広がる痛みが長期間続くことがあります。
●運動制限: 痛みのために動くことが難しくなり、日常生活や仕事に支障をきたすことがあります。
●しびれや痺れ: 腰から下肢にかけて、しびれや痺れを感じることがあります。
●筋肉のこわばり: 腰回りの筋肉がこわばり、柔軟性が低下することがあります。

〈セルフケア〉
慢性腰痛に苦しんでいる方におすすめのセルフケア方法をいくつか紹介します。
●ストレッチとエクササイズ: 日常的なストレッチや腰回りの筋力トレーニングは、筋肉の柔軟性を向上させ、腰痛の緩和に役立ちます。
●適切な姿勢の保持: 坐骨神経に負担をかけないよう、正しい座り方や立ち方を心がけましょう。
●温熱療法: 温熱パッドや温泉、お風呂などを利用して筋肉をリラックスさせ、痛みを和らげることができます。
●体重管理: 適切な体重を維持することで、腰にかかる負担を軽減できます。

〈予防法〉
●慢性腰痛を予防するためには、以下のポイントに留意することが重要です。
●適度な運動: 定期的な有酸素運動や筋力トレーニングを行い、腰回りの筋肉を強化しましょう。
●適切な姿勢の維持: 長時間の座り仕事をしている場合は、適切な椅子やデスクの高さを調整し、姿勢を意識して座るように心がけましょう。
●重い物の持ち上げに注意: 重い物を持ち上げる際は、膝を曲げて力を分散させ、腰に過度な負担をかけないようにしましょう。
●定期的な休憩: 長時間の座り仕事や立ち仕事の場合は、定期的な休憩を挟み、姿勢を変えて血行を促進しましょう。

まとめ
慢性腰痛症は生活習慣や体の使い方に起因することが多く、適切なケアや予防策が重要です。セルフケアを通じて日常的な習慣を改善し、予防法を実践することで、腰痛による生活の制約を軽減し、快適で健康的な生活を送ることができます。

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正しく判断するためにも身体の専門家の視点を仰いだ方が良い場合が多いので、「慢性腰痛症」に限らず身体の不調がある方は当院を訪れてみてはいかがでしょうか？

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